米国株(アメリカ株)初心者におすすめ!ETF投資のメリットを解説

米国株への投資の中でも、ETF(上場投資信託)は少額から投資ができると初心者に人気があります。「ETFは投資信託で比較的安全な投資らしいが、リスクはないのだろうか」と、疑問に思う方もいるでしょう。ETFは投資であるため、まったくのノーリスクとはなりません。しかし、ETFには様々な魅力があります。 今回は米国株投資初心者にEFTが向いている理由や、セクターごとのETFを紹介します。この記事を読めば米国株投資でETFがなぜ人気なのか、理由もわかるでしょう。

米国株のメリットは?

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米国株のメリットといえば、少額からの取引が可能な点です1株からでも買えるため、少額投資をしたい方にはうってつけでしょう。日本株の場合は100株や1000株単位で取引されるので、購入資金も多く必要ですが米国株にはその心配はありません。安い株であれば、数万円から投資をはじめられるのは大きなメリットでしょう。

・米国株のE T Fとは?

米国株は世界中で取引が開始されていますが、取引額も最も多いといわれています。そのなかでもETF(上場投資信託)は人気があります。 ETFは株を売買するのと同じ手法で取り扱われますが、内容は投資信託なので間違えないようにしてください。米国のETFではNYダウ、S&P500などの株式指数と連動しており、ベンチマークにのっとる形でプロが資産運用をしています。

米国E T Fが初心者におすすめな理由

米国株の銘柄数は現時点でも6000株を超えているため、初心者には選ぶときのハードルも高めです。個別に購入して分散投資することも可能ですが、一つひとつの銘柄を調べるのは手間がかかりますし、購入数がどうしても多くなってしまいます。 その点ETFであれば、テーマ選定のみで投資が可能なので、あまり銘柄に詳しくなくても心配ありません。1株からでも始められることも、十分な資金力のない初心者には魅力でしょう。

米国のE T Fは日本円で購入できる?

アメリカのETFはドルに変換する手間がいらず、日本円でも購入が可能です。口座を開設した証券会社を仲介するので、取引時間内であればいつでも売買が可能な点も魅力のひとつでしょう。しかしすべてが円で買えるわけではありません。日本円で買えるETFは、銘柄に対して種類や数が決まっている点には注意しましょう。

米国ETFは円とドルのどちらで購入すべきか

ETFをどちらの通貨で買うか迷ったときには、ドルで買ってみましょう円とドルで資産を分ければ、リスクを分散することが可能です。また日本円で買うときのように、為替手数料も気にする必要はありません。 さらにETFの中には円では買えない銘柄も存在しますので、混乱しないためにも初心者はまずはドルで購入すべきといえるでしょう。

米国E T Fにおける3つの特徴

ETFとは?投資信託や株式との違いも分かりやすく解説! | いろはに投資

ETFはリアルタイムで取引可能な点やリスクの分散が可能な点、低コストでの運用が可能な点などが特徴です。どの特徴も初心者はもちろん、ヘビーユーザーにもメリットが生まれる可能性があるため、ぜひ覚えておいてください。

リアルタイムで取引できる

通常の投資信託では、夜になってから基準価額が適用されます。そのため注文をしたタイミングでは、約定代金がはっきりしないという欠点があります。しかしETFであれば、株式の取引と同じようにリアルタイムで利用できるのはメリットです約定価格をその場で知ることができるため、こちらも初心者向けといわれる理由でしょう。

リスクを分散できる

投資信託では、多くの銘柄にポートフォリオが組み込まれています。金融商品が組み合わさることで銘柄1つに限定して購入するよりも、リスクの分散がしやすいのも特徴です。通常の米国株なら選ぶのも大変 でしょう。しかしETFなら1本で分散投資をしているので、通常の米国株と比べてもリスクの分散がしやすいといえるでしょう。

低コストで運用できる

ETFはインデックス指標を対象としており、信託報酬=経費率も安く設定されています通常の投資信託と比べてみても安くなっています。信託報酬はETFを保有している間常に発生するため、それが安いことは長期保有を考える人には特ににメリットとなるでしょう。低コストで投資をはじめたい方にも、ETFはおすすめです。

米国E T Fを選ぶ3つのポイント

米国株(アメリカ株)を始めたい!」知っておきたい特徴やポイント | SODATTE(そだって)−子育てとお金の情報サイト−

アメリカのETFは品揃えがよいのはメリットではありますが、逆に品数が多すぎて「どれを選べばよいのか」と、悩む方も多くいます。もしETFを選ぶなら経費率の安さ・流通量の多さ、ポートフォリオが自身のスタイルにあっているかもポイントです。

経費率は安いか

ETFを選ぶ際に一番気になるのが経費率です経費率を簡単に説明すると、ETFなどの投資信託の純資産総額に対する割合を指します。アメリカのETFは投資信託と比べてみても、経費率は低くなりやすいといえるでしょう。なぜなら販売会社への手数料が発生せず、インデックスに投資するため、銘柄の選定なども必要ないからです。 もしはじめてETFを利用するなら、経費率ができるだけ安い銘柄を選びましょう。しかしドルで買う場合、為替手数料が発生することは覚えておきましょう。

流通量は多いか

ETFは株式と同じように、リアルタイムで取引を完了できます。しかし恩恵を受けるためには、毎日の出来高がなるべく高い銘柄を選ぶ必要がありますそのため流通量の多さはETFで外せない要素です。出来高が少ない銘柄を選んでしまえば、取引のベストなタイミングも逃してしまうでしょう。

ポートフォリオが投資スタイルに近いか

ETFにおけるポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)は、銘柄によっても異なります。高配当利回りの銘柄か、S&P500構成を集めた銘柄かなど、自分の投資スタイルにより近いものを選ばなければいけません。少数で目的を達成したいなら、投資スタイルも今一度見直してみましょう。