「何か裏がありそうだよ、衆議院議員総選挙」

 

 

2024年10月27日に第50回衆議院議員総選挙の投開票がありました。

裏金問題などで自民党の劣勢が囁かれる中、結果は自公連立が過半数割れするなど、中々に民意が反映された結果になったと言えます。

 

野党第一党である立憲民主党の代表に野田元総理大臣が就任したことで、人柄や誠実性など求心力の高さが評価され、今回の選挙において同党は大きく議席数を伸ばしました。

自由民主党に次ぐ148議席の獲得は、今後の日本の舵取りに大きく影響を与える事でしょう。

 

 

 

 

総理大臣は誰に?

 

来る11月11日には総理大臣の指名選挙などを行う特別国会が予定されており、この記事を書いている現段階では、自由民主党の石破代表と立憲民主党の野田代表の決選投票になることが予想されています。

 

ここでキーマンに浮上しているのが国民民主党で、過半数割れした自公連立与党は、国民民主党の票を石破氏に入れるよう玉木代表に猛アピールしているのだとか。

立憲民主党も同様で、政権を取りに行くためは、仮に維新と組んでも数が足りず、囲い込みに必死になっている模様。

自民・立憲両党とも非常に苦しい戦いになっているのですが、立憲民主党がもう少し票を伸ばしていたら、随分と状況は変わったのではないかなと考えます。

 

湧いてきた疑問

 

筆者はこの記事を書いていて、ふと疑問が湧いたのであることを調べてみました。

そう、都市伝説的によく言われる選挙の出来レース

選挙はあらかじめシナリオが決まっていて、「期日前投票は書き換えられる」とか「開票所で使うムサシの機械で票が操作されている」などといった情報がS N S上で広がっています。

 

実際はというと、そんなことはまず無いのだと、N H Kの不正選挙検証の記事にも書かれています。
引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240427/k10014432631000.html

なるほど、一安心ですね。

 

ただ、筆者には、もう一つ疑問が残ることがあります。

 

 

 

 

比例代表略称「民主党」

 

筆者は選挙権のある成人で、毎回選挙日には投票場に足を運んでいて、個人の意見を投票箱に投じています。
今までは、なんとなくの考えで直感的に投票用紙に記入していたのですが、今回の選挙は立憲民主党がどこまで議席数を伸ばせるかが気になっていて、投票記載台に貼られている立候補者のリストを注意深く見ていました。

 

そこで改めて気付いたのですが、比例代表選出の投票用紙に記入する政党名の略称が立憲民主党も国民民主党も同じ「民主党」だったのです。

 

今更ですか?と笑われそうですが、筆者からすると、「民主党」票をどのようにして立憲と国民に判断するのか疑問に思い、投票場の方に聞いてみました。
そうしたところ、「民主党」と略称で書かれた投票は立憲と国民で仲良く半分分け(0.5票ずつ)になるそうです。

 

既存の議席数などからみても立憲民主党が圧倒的に認知度が高く、半々というのはどうも納得がいかない・・・。

 

それで、今回の選挙結果をもう一度見返してみたところ、猛アピールを受けている国民民主党の当選者の28名のうち半数以上の17名の方が比例代表当選でした。
引用:https://new-kokumin.jp/news/statement/20241028_1

 

100%立憲票だとは言いませんが、文字を書くことが減ってきているこの時代に略称で書いていいならと、「民主党」と書いた立憲民主党推しは少なからずいるのでは無いでしょうか?
せめて略称は「立憲」と「国民」にするべきです。

 

比例代表の繰り上げ次第では立憲民主党はもっと議席を伸ばせていた可能性だってあります。そうなると、今回冒頭でお話しした11月11日の総理大臣の指名選挙結果を受けての日本の未来は違ってくるのではないでしょうか。

 

これが過去から意図的に仕組まれてきた事だとしたら・・・。
とまあ、勘ぐり深い筆者のとある一日の出来事でした。

 

みなさん、投票用紙には自身の想いを正確に書き記しましょう。