「ズバリ!ビットコインは将来〇〇○万円だ!」

 

 

今や、その名を知らない人を探す方が難しいほど、有名になった「ビットコイン」ですが、この世に生まれて16年、荒波相場の上げ下げを繰り返しながら今日に至っています。

 

相場が荒れるたびにネット上では、肯定派、否定派、上昇思想、終末思想など多くの意見が、飛び交っています。

 

ビットコインで一財築こうと考えてガチ保している人や、ビットコイントレードをされている人からすると、相場が荒れる度にその動向が気になり、ついついチャート画面をのぞいちゃいますよね。

「ビットコインは将来まだまだ価値が上がる!」と主張する人でも、相場が急落したりすると心の底では「大丈夫かな・・・」と疑心暗鬼になってしまっていませんか?

 

ですが、それもまた仕方ないことです。なぜなら上昇を裏付ける根拠というものが一切ないのですから。
むしろ今の世の中には、どこどこの国が仮想通貨を規制したとか、テロ資金の浄化に仮想通貨が使用されているなどといった、評価を下げる現実的なネガティブニュースが多すぎます。

 

 

では一体、ビットコインは実際にはどれほどの価値があり、

将来的にいくらになるのでしょうか?

 

ビットコインといえば、世の中に出回った当初から、デジタルゴールドとも呼ばれていました。理由としては、ビットコインの発案者と言われているナカモト・サトシ氏が地球上に埋蔵されている金(ゴールド)をモデルにビットコインの概念を作り出したと言われており、実際にビットコインと金(ゴールド)には類似する点が多々あります

 

【ビットコインと金(ゴールド)の類似点】
① 総量に上限があり希少性がある
② 採掘する為のコストが高い
③ 世界中で取引可能で共通の価値評価されている
④ 偽造することが不可能
⑤ 分割しても価値は普遍
⑥ 劣化することがない
⑦ 通貨のような金利が発生することはない

 

このように、世界の金融情勢乱れや経済状況の影響を受けにくい金(ゴールド)の持つ特性に似た点から、近年、ビットコインは機関投資家らから脚光を浴び、インフレヘッジとして資産ポートフォリオに組み込むような動きも見られるようになってきました。

 

 

 

前置きはこれぐらいにして、ビットコインと金(ゴールド)に相関することがわかったところで、いよいよ本題のビットコインの価値がどれほどのものなのかを実際に計算してみましょう。

 

実際のビットコインの価値とは!?

 

地球上に埋蔵されている金(ゴールド)の総量は25万トンと言われています。現在の金(ゴールド)の相場価格は1gあたり約12,000円(2024年9月現在)で、ここから計算される金(ゴールド)全体の総資産価値は、

 

250,000,000,000g×12,000円=3,000,000,000,000,000円(3,000兆円)
となります。

 

対するビットコインの総発行枚数は2,100万BTCですので、金(ゴールド)の総資産額から求められる1ビットコインあたりの価格は、

3,000,000,000,000,000円÷21,000,000BTC=142,857,142円/1BTC

にまでなります。

 

現在のビットコイン相場は1BTCあたり1,000万円を前後していますから、ここから将来的に10倍以上に価値が上昇するポテンシャルを秘めていると言っていいでしょう。

 

 

 

 

 

筆者は何を隠そう、ビットコイン信者です。
日々トレードを繰り返すのではなく、ガチ保勢です。持分は僅かではありますが、未来の価値を夢見て日々ウォレットで温めています。
先ほどの試算から、信者という偏った考え方を度外視したとして、将来的には話半分でも1BTCあたり7,000万円くらいにはなるのではないかと筆者は予想しています。

 

勝手な推論ですが、このように自分の中で一つの根拠を持つことで、日々の相場の上げ下げに一喜一憂することなく、静観することができています。

 

とはいえ、現実の世界でビットコインが認められるには多くの課題が山積みです。価値自体は今回の話で担保できたとしても、DAO(分散型自律組織)である以上、国などがコントロールできないところに、いつまでも実用化されない原因があったりもします。
解決するには双方の歩み寄りが必要で、このことについては、また次回お話ししたいと思います。

 

今回のテーマが、この記事を読まれているビットコイン信者の方の心の支えの一つになれば幸いです。