海外銀行口座|メリット・デメリットを解説

海外口座開設!メリット・デメリットを解説

 

 みなさん、こんにちは。

 

 最近海外口座を開設する人が増えているのをご存知ですか?海外口座とは、海外の銀行口座のことで、基本的にはその国の通貨で運用します。

 

 現代はグローバル社会で、現金だけでなく仮想通貨やキャッシュレスといった、お金の在り方自体がどんどん変化していますよね。

 

 以前は、海外旅行に行ったついでに海外口座を開設できるくらい口座開設のハードルは低い時代がありました。ですが最近は、マネーロンダリングの規制が厳しくなったことで、手続きも複雑になり手間がかかるのが現状です。しかも現地の通貨で運用するため、為替変動リスクの影響も大きいです。

 

 このようなデメリットがありながらも、海外口座を開設する人が増えているのはなぜでしょうか?海外口座を開設するメリットとデメリットを説明します。

 

海外口座のメリット

海外口座は金利が高い!

 海外口座を開設する最大のメリットは、ズバリ金利です。日本の銀行に預金したとしても、金利は普通口座で平均0.01%です。金利という言葉が耳慣れない方はいまいちピンと来ないかもしれませんが、金利0.01%とは、例えば100万円預金したとすると年100円利息を受け取ることができます。比較的ネットバンクは高金利になっていますが、それでも金利は1%に満たない程度です。景気が良かった高度経済成長期では金利6〜7%あったため、今の時代が超低金利なことが分かりますね。

 

 それに比べて海外口座は、3~5%と日本の銀行と比較してもかなり高金利となっています。

 

 金利0.01%で元本を2倍にするためにかかる年月は7200年ですが、金利5%の場合は14年で元本2倍の計算になります。

 

 もしすぐ使う予定のない資金でしたら、低金利の日本の銀行にただ預金しているよりは、海外口座に資産を分散して利息を受け取る方が賢いと言えます。

 

国の財政破綻リスクを軽減できる

 

 「ギリシャ危機」や「キプロス危機」という言葉をご存知でしょうか?2010年に欧州を揺るがせたギリシャ共和国の財政危機(ギリシャ危機)を契機に、ギリシャとの結びつきが強かったキプロス共和国も不良債権が発生し、その後EUやIMFに救済を求めましたが、様々な危機(キプロス危機)に見舞われました。

 

 一見、日本とは関係の無い他国の話のように思ますが、決してこれは他人事ではありません。おそらく日本の銀行ならとりあえず安心だと思っている方も少なくないかと思います。

 

 現在の日本の国債、つまり国の借金は約900兆円、地方政府の借金(地方債)は約200兆円、総額1,100兆円に達します。

 

 今現在は、財政危機に陥らないように必死に対策している状態ですが、いつギリシャやキプロスのように日本も財政危機に陥るか分かりません。多くの研究者や経済学者たちが、日本経済の行末について議論を交わしていますが、予測することは非常に困難だと言われています。しかし、近い将来、日本が危機に陥ることを予想している人が増えているのは紛れもない事実です。

 

 そのため、もしもに備えて資産の一部でも日本の銀行以外の場所へ移しておくことも大切です。

 

大きな為替差益を得ることができる

 

 海外の口座では、基本的に現地の通貨で運用するため、為替相場の変動を利用して日本円に換算した際に発生する「為替差益」を得ることができます。ただし、相場によっては損をする可能性もあるので注意が必要です。

 

海外口座のデメリット

 

口座開設に手間がかかり難しい

 

 海外口座を開設するためには、基本的に現地へ赴き窓口で直接手続きをしなくてはいけません。また、居住していることが条件である場合もあります。前述の通り、現在マネーロンダリングの規制が厳しくなっているため、以前のように簡単には口座開設できないのが現状です。

 

語学力が必要

 

 日本以外の国で口座開設するため、もちろん言語も現地の言葉になります。契約書等が外国語であったり、窓口にも現地スタッフしかいない場合がほとんどなので、語学力が必要になります。

 

手数料で損をする可能性がある

 

 海外銀行にも様々な利用条件があります。例えば、預金額が基準より少ない場合に維持管理手数料が取られるケースがあります。いくら金利が高くても手数料などで損をすると、結果的に日本の銀行の方がよかったということになりかねません。更には、その際に解約しようとしても今度は解約手数料がかかることもあります。

 

ペイオフの対象外

 

 ペイオフとは、預金保険制度のことで、預金者と金融機関と預金保険機構とで結ばれ、万が一金融機関が破綻した場合でも預金保険機構が補償してくれる制度です。

 

 しかし、海外銀行の在日支店や邦銀の海外支店に預けた場合は対象外となります。外国人預金者でもペイオフ制度が対象になっている国もありますが、ほとんどが対象外でしょう。

 

税制の改正リスク

 

 これまでも経済情勢の変化によって、税制が改正されてきました。もちろん今後も時代の変化と共に変わっていくことが考えられるため、今の制度では可能だったことが、制度後にできなくなることも十分ありえます。

 

まとめ

 今回は、海外口座を開設するに当たってのメリット・デメリットについて詳しく解説しました。どんなことでも必ずメリット・デメリットがあります。特に資産運用に関しては、人から言われたことをそのままやるのではなく、自分がどの程度の資産を運用したいのかをしっかり考えた上で、それに合わせて適した方法を探していくことが大事です。そうでなければ、状況が変わった時にすぐ対処することができず、大きく損をしてしまったり、詐欺に合ってしまう可能性もあります。

 

 全てが自己責任なので、ご自身が後悔しないためにも、事前にしっかり下調べをして十分に検討してから行動することが大切ですね。

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