【2020年版】MT4とMT5の違いは?どちらを使えばいいのか解説

MT4MT5の違い

みなさんこんにちは。

 

 前回、【FXのMT5とは?メリット・デメリット(初心者向け) 】でMT4・MT5とはなにか?というのをご説明しました。

 

 MT4の後続としてリリースされたMT5ですが、MT4が多く使われているのも事実です。そこで、

 

「MT4とMT5の違いはなに?」

「実際、MT4とMT5はどっちを使えばいいの?」

 

このように思っている方も多いかと思いますので、今回はMT4とMT5の違い、また、どちらを使うほうがいいのかについてお話したいと思います。

 

MT4とMT5の違いは?

動作スピードが違う

 

 MT4はメモリをあまり消費しない代わりに、動作スピードが少しもっさりと遅いです。一方でMT5はメモリを消費する代わりに動作スピードが早く快適です。

 

 トレードでは、スピード感が非常に大切なので、ポジション取りや決済などもストレスなくできるかと思います。

 

 MT5のリリース当時はメモリを消費するため、高性能なパソコンでなければ使えないと言われていましたが、現在では一般的なパソコンでも問題ないと言われています。MT5のメモリ量は1GBも使用しないので、一般的なパソコンのスペック(4~12GB)であれば動作には全く影響がないかと思われます。

 

分足、時間足の表示の種類が違う

 

 MT4の時間足が9種類なのに比べて、MT5の時間足は21種類と、12種類が追加されています。そのため、チャート分析が中心のトレーダーにとっては、MT5が使いやすいでしょう。

 

気配値・ナビゲータウィンドウの使いやすさ

 

 気配値とは、株の買い方が「買いたい」、売り方が「売りたい」と希望する値段(指値)のことです。「板」という価格ごとの買い希望数と売り希望数が表示された一覧があり、その板に表示されている価格が気配値となります。

 

 トレーダーは株を売買する際にこの板を見て、どれくらいの価格や数量の売買が行われるのかを想定するため、気配値の見やすさや使いやすさは重要です。

 

 MT4の気配値ウィンドウでは、「通貨ペアリスト」と「ティックチャート」がありますが、MT5はそれに「プライスボード」と「詳細」が追加され4項目となっています。

 

 一方、インディケーターやEAを表示させるナビゲーターウィンドウについても、MT5の方が使いやすくなっています。MT4では、縦長で見にくい印象でしたが、MT5ではリストが整理され見やすく改良されています。さらには自分で新規フォルダも作成できるようになっています。

 

カスタムインジケーター・EAの種類の数

 

 MT4・MT5の一番大きな違いは、使えるカスタムインジケーターとEAの数です。

 

 カスタムインジケーターとは、標準で使用できるインジケーターとは別に、自分でカスタマイズしたインジケーターのことです。

 

 EAとは、自動売買ができるようになるプログラムのことで、自分で売買しなくてもプログラムが自動で取引を行ってくれます。インターネット上で、世界中のトレーダーたちが作ったインジケーターやEAが公開されておりダウンロードできますが、そのほとんどがMT4のカスタムインジケーターです。

 

 なぜそうなるかというと、MT4とMT5とではプログラム言語が異なるため、互換性がありません。MT4で使われる言語はMQL4、MT5ではMQL5という言語が使われているので、MT5で使用するにはプログラムを新しく書き直さなくてはいけないのです。MT4が世界的に普及したのは、カスタムインジケーターやEAを簡単に作ることができたからだと言われています。

 

 MT4の魅力はなんと言ってもインジケーターの自由度で、自動でラインを引けたり、一定の条件が揃うとチャート上に矢印が出せたりと、トレーダーのやりやすいようにカスタマイズすることができます。その為、MT4で使い慣れたカスタムインジケーターがMT5で使用できないことは、トレーダー達にとってはネックとなり、いまだにMT4のユーザーが多くなっています。

 

対応業者の数

 

 MT4とMT5では、対応業者の数が異なります。各FX業者は、MT4・MT5を開発したMetaQuotes Software社と提携して独自にカスタマイズしてリリースしています。そして、カスタマイズした自社のMT4・MT5を使ってトレーダーに取引してもらうことで利益を得ています。

 

 最近はMT5に対応している業者が増えていますが、まだMT4しか使えない業者が多いのが現状です。

 

開発元はMT5を普及させたい

 

 開発元であるMetaQuotes Software社は、MT5の普及を目指しています。

 アップデートの数がMT4と比較してMT5の方が多く、公式サイト(MetaQuotes)からMT4をダウンロードしようとしてもMT5しかダウンロードできないことからも、伺い知ることができます。

 

まとめ

  今回は、MT4とMT5の違いについて説明いたしました。MT4の開発が実質的に終わっていることから開発元のMetaQuotes Software社としては、MT5を広めたいという思いがあるようですが、現状はカスタムインジケーターやEAの数の違いからMT4を使うトレーダーが多いでしょう。裁量トレードメインの方は、MT4よりMT5の方が時間足のパターンが豊富で使いやすいかと思います。

 

 ですが、MT4・MT5の違いよりは、各海外業者のスペックを見極める方が重要かと思います。メインで利用している海外FX業者がMT5に非対応だったとしても、わざわざMT5対応の業者に乗り換える必要はありません。現時点ではMT4が使えなくなる可能性はまだ低いでしょう。

 

 もしも将来的にMT4が使えなくなったとしても、見た目や操作方法は似ていますので問題なく移行できると思います。

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